株式会社アドバンスト・メディア様

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株式会社アドバンスト・メディア様では過酷な騒音環境下でも利用できるバッジ型ウェアラブルマイク端末を業務用 Bluetooth USB アダプタとの組み合わせでご利用頂いております。今回は、クラウド事業部の坂口様、堀様にお話を伺いました。 

 

- 御社の事業内容についてお伺いさせてください。

坂口様:
弊社は音声認識技術(しゃべった言葉を文字にする技術)を提供している会社で、人と機械とのコミュニケーションを発展させ、多くのことに役立てる事業を目指しています。 
我々の音声認識技術の総称は「AmiVoice」といい、様々な領域・分野で活用いただいております。

- 音声の入り口、マイクも提供しているのでしょうか。

坂口様:
はい、そのとおりです。音声認識を行ううえで、使用するマイクはとても重要な要素となります。認識の精度を上げるためには、ノイズを拾わずにクリアな音声を録る必要があります。
また、オフィスでのお客様対応などであれば据え置きタイプのマイクを使用できますが、製造業や鉄道、警備の現場では動きながらの作業になるため、装着時に違和感なく使用できるデバイスが求められます。 

そこで我々は、こうした課題を解決する「現場での音声認識に特化したマイク」が必要だと考えバッジ型ウェアラブルマイク「AmiVoice Front WT01」を開発し、2015年10月に発売いたしました。首かけ型の無線ウェアラブル端末として使用が可能なため、装着感なくハンズフリーで音声入力ができるというところがポイントとなります。 

現場を大事にする発想から生まれたマイクでしたが、結果的に便利さが評判を呼び、他の用途でも使われるようになりました。 

この「AmiVoice Front WT01」を Windows の PC と接続する際の Bluetooth アダプタとして「BTD 800 USB」を採用させていただきました。

- ゼンハイザーの業務用 Bluetoothアダプタ「BTD 800 USB」採用の背景をお教えください。

堀様:
「AmiVoice Front WT01」は様々なデバイスと連携して使うことができます。 
PC はもちろん、iPhone や Android などのスマートフォンともペアリングが可能です。通信の方式としては Bluetooth を使いますが、「BTD 800 USB」を採用する以前は、Bluetooth 接続において録音時のサンプリングレートの面で課題を抱えていました。 

より高い精度で音声認識を行うには音声を 16kHz で録音する必要がありますが、PCに内蔵されている Bluetooth を使用するとこれが 8kHz になってしまうなど、接続がうまくいかないことがあります。16kHz に対応している他の Bluetooth アダプタもありましたが、使用時にドライバーをインストールして初期設定をしてという工程が発生したり、何かの拍子に 8kHz に切り替わってしまったりと、接続が不安定でサポートし切れないこともありました。 

ところが、ゼンハイザーの「BTD 800 USB」は接続するだけで、ドライバーや初期設定も不要で 16kHz の音声を録音でき、高品質での音声認識を担保できます。 
加えて、USB マイクが接続されたかのように検知されるため、設定も簡単でサポートが楽になり大変助かっています。 
競合と比べて少し価格が高いということもありますが、弊社が探した中では「もうこれしかなかった」という形で決まりました。 

現在は、「AmiVoice Front WT01」を Windows の PC で使用する際に推奨の Bluetooth アダプタとさせていただいています。これ以外ほぼ提案していないという状況です。

- 実際に導入いただいているお客様の事例などがあればお教えください。

坂口様:
製造系と物流系では、工場や物流の現場に設置された PC に「BTD 800 USB」がドングルとして接続されており「AmiVoice Front WT01」を Bluetooth でペアリングさせています。 
機械の点検などで、単語認識の技術が活躍します。電圧いくつとか油交換したとか、それまでは紙に書いていた点検結果を声でハンズフリーで作業しながら入力することを可能にします。倉庫業務でもピッキング、仕分け、入出庫検品ということがハンズフリーでできるようになります。

- そういう使い方なのですね。マイクとしてきちんと集音し、通信が安定し16kHzで、という条件が揃うことが音声認識にとって大切だとよく理解できました。

堀様:
「音質」「接続性」「安定性」がお客様にベネフィットを提供するだけでなく、弊社のサポートの減少にもつながりました。 これが採用のポイントです。 

最後に AmiVoice についてお話しします。 
最大の強みは音声認識技術の高さですが、加えて多岐に渡る専門性の高い辞書を、専門チームが日夜アップデートし続けています。ディープラーニング技術の手法を用いたエンジンの学習にも力を入れていて、人間の音声とそれ以外の音を識別する技術も精度が向上しています。これらのエンジンは、一部スマホでもスタンドアローンで使えるものもございます。 

様々なお客様の様々な環境のニーズに対応する音声認識ソリューションを目指しています。

- その実現のためにゼンハイザーがお役にたてましたでしょうか。

坂口様:
もちろんです。「AmiVoice Front WT01」から高音質の音声を音声認識エンジンに渡すために、ゼンハイザーの「BTD 800 USB」はなくてはならない存在です。

大変うれしく、また興味深いお話を本日はありがとうございました。

 

    導入製品
    会社情報

    音声認識技術 AmiVoice(アミボイス)を中心とした音声認識システムのライセンスおよび音声認識システムの利用に係る開発、コンサルティングおよびサービスの提供を行っています。AmiVoice は、従来の機械が中心となる音声認識と異なり、人が自然に機械に話しかけるとあたかも人間のように受け答えや記録などの動作をしてくれる音声認識を中心とした知的ヒューマンインターフェースです。医療、コールセンター、議事録、製造・物流、モバイル、教育など、幅広い分野で音声認識ソリューションを展開しています。

     

    株式会社アドバンスト・メディア
    URL: https://www.advanced-media.co.jp/