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コラム

ゼンコムヘッドセットの紹介 ~スマートな直接接続

電話機でヘッドセットを利用できるようにするということは、ヘッドセットを受話器と同じように機能させることを意味します。ところが、これは想像以上にとても厄介なものです。

受話器の仕様はばらばら

オフィスや家庭で使われている電話機には「専用の受話器」が付いています。そして電話機を注意深く見てみると、受話器が「4本の信号線」を持つミニモジュラープラグで電話機本体につながっていることが分かります。実はこの「専用の受話器」の仕様や「4本の信号線」の並び順については明確な規格や取り決めがありません。電話機メーカーの開発ポリシー次第でどうにでもなるもの、つまりメーカーごと、あるいは製品ごとに、その仕様がばらばらなのです! しかも電話機メーカーではこのような技術情報を一切公開していません。

受話器のマイク感度

受話器には通話相手に音声を伝えるためのマイクが内蔵されています。ところが汎用性のない「専用の受話器」であるために、このマイクの感度(音声を伝える度合い)が電話機によって異なっているのです。受話器を使った場合とヘッドセットの場合でマイク感度が変わってしまうと、通話相手に伝わる音声の大きさが変わってしまいます。コールセンターの中には、導入したヘッドセットのマイク感度が低すぎるために大きな声で通話させたり、逆にマイク感度が高すぎるためにマイクを口元から離して小声で通話させている例もあるようですが、これではコミュニケーターにストレスを感じさせるだけで根本的な解決にはなりません。しかもマイク感度が不適切なせいで音声が伝わりづらいことは、相手から指摘されるまで分からないことが多く、評判を落としかねない重要なポイントなのです。

信号線の並び順(結線パターン)

受話器は「4本の信号線」で電話機につながっていることを説明しました。わずか4本ですが、その信号線の並び順は24種類(4×3×2×1=24)も存在します。ヘッドセットを電話機に接続する場合、信号線同士が正しくつながっていないと相手の声が聞こえなかったり、マイクが機能しないといった状況に陥ってしまいます。つまり、電話機と受話器の信号結線パターンを調べ、ヘッドセット側のケーブルをそのパターンに合わせない限りヘッドセットは使用できる状態にならないのです。

※一般的な電話機の受話器(コンデンサ型マイク搭載)は極性の異なる受話信号線2本と送話信号線2本の計4本の信号線で接続されていますが、Vcc/GND信号など異なる信号線で接続されている電話機も存在します。

アンプ利用のトラディショナル・ソリューション

受話器の仕様が異なるさまざまな電話機でヘッドセットを利用し易くする解決手段として、従来から「ヘッドセット専用アンプ製品」が用いられてきました。マイク感度調整用のつまみと信号線を合わせるための適合スイッチを装備した製品で、電池やACアダプタのような電源が必要です。このソリューションの最大の利点は「導入の手軽さ」ですが、高価な追加コストと引き換えになります。なお、ヘッドセットメーカーによってはマイク感度を考慮せず、電話機と信号線を合わせるだけの直接接続ケーブルを2~3種類用意している場合や、特定の電話機向けに(マイク感度をある程度考慮した)専用ヘッドセットを別途3~3種類用意している場合がありますが、ゼンコム以外のメーカーは基本的に「ヘッドセット+アンプ」が標準的な構成となります。

☆スマートに直接接続を実現するゼンコム・ソリューション

ゼンコムの解決手段はスマートです。世界中の電話機を調査し、受話器仕様の傾向か5段階のマイク感度に対応する5種類の感度ケーブル製品群(CLS/CSTD/CHS/CXHS/CSHS)を用意。そしてその製品群ごとに5~8種類の信号結線パターンに対応するケーブルを製品化しました。オープンエンド(未結線)ケーブルも用意されているため、理論的には、感度5種類×信号パターン24種類=120種類のマイク感度/信号パターンの組み合わせに対応できるようになっています。しかもこれらのケーブルを使用するために特別な電源は必要ありません。このようにゼンコムのヘッドセットは、ケーブルを適切に選択するだけでさまざまな電話機に直接接続できる先進的な仕組みで、後から電話機を変更する場合でもケーブルの変更だけで済むようになっているのです。

☆予算に応じて選択できるUIシリーズ

コールセンターのようにヘッドセットしか使用しない場合もありますが、一般的には受話器とヘッドセットを切り替えて使用したいのではないでしょうか。もしかしたらヘッドセットを電話機とパソコンの両方で使用したいと考えている方がいるかもしれません。ゼンコムのUIシリーズはまさにこのような方達のためのヘッドセット切り替えソリューションです。単にヘッドセットと受話器を切り替えるだけの「スイッチャー」UI710、さらに電話機適合スイッチやミュートボタン、受話音量つまみを配し、ヘッドセットスタンド機能を装備した電源不要の「パッシブ・インターフェース」UI720/UI730(PC切り替え可)、受話音量をクリアにするSound Clarity System機能や受話音量を自動調節するDynamic Volume Control機能などゼンコムの先進技術を詰め込んだ「アクティブ・インターフェース」UI740/UI750(PC切り替え可)がラインナップされています。予算に応じて必要とする機能だけを選択できる - それがゼンコムの大きな魅力です。

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